先日亡くなった樹木希林さんの追悼番組や雑誌(立ち読み)を見て、終活について考えた。

「物を持たない」=断捨離、と普通は解釈する。

しかし、樹木希林さんは生活全てで断捨離をしていた。

無駄な付き合いをしない、例えば祝儀不祝儀は3000円と決めていたとか。

お土産や盆暮れの贈り物は辞退するとか。

意地汚い私は、頂き物(食べ物)は大好きで、食べ切れなくても包装紙などの資源ごみがでようと辞退は出来ない。

衣類も買わずに、ご家族からのお下がりとか。だが、リメイクしてとてもおしゃれで、新品を買うより素敵だ。

こちらも私が目指している故大原照子さんも、お風呂には入らないのでシャワーしかない、新聞は必要な時に買えばよい、ブランドなどに惑わされず使い勝手の良い物を最低限持つ。

終活とは持ち物を処分することばかり強調されるが、それより自分の生活、ライフスタイルの見直しではないかと思う。

無駄な付き合いはしない、見栄を張らない、未練がましく物を溜め込まない等々。

でも一番大切な事は日々の生活の中で、何か面白い事を見つけて楽しく過ごすことではないだろうか。

物など本人が死んだら全部処分して貰えばいいのである。

ただ自分自身の問題を遺族に残さないようにするのも、大切な終活だと思う。

コメント

ヒコヒコ
2018年10月3日20:23

人生五十年と言われた時代は遠い昔の話。皆が長生きをするような時代になってきて、つい終活を忘れがちになりますが、それではいけませんね。
おそらく私もその一人です。明日からもう少し真剣に考えてみたいと思います。
今のところ大きな問題はと言えば、大量の本の山でしょうね。妻や子供たちには好きに処分していいぞと言ってはいるのですが、嫌な顔しかされません。

まるこ
2018年10月3日21:58

樹木希林さんの生き様は不思議と魅力的ですね。かくありたいと思いますが私は頂き物を辞退したり出来ない性分ですし、彼女の様に気骨もなく優柔不断ですし。終活も踏まえて夫のリタイア後の後改めて考え始めました。まだぼやっとですからいつ進路変更になるか、健康なまま歳を重ねられるか分かりませんが。マダムMさんがおっしゃる様に終活はその人のライフスタイルと大きく関係すると思います。私らしい最後が迎えられたら幸せです。夫も同時なら尚良しです。

ねこって
2018年10月4日9:45

樹木希林さんはスゴイ方ですよね、何より価値観に揺らぎがなくて。悔いがあるとしたらあの旦那サマ残して先立ったことくらい?
恭順や忖度をしがちで自分に自信がない私は断捨離以前、取捨選択の基準作りから始めなくてはなりません。マダムMさんの仰る面白いことを見つける、というのは、自分の芯を発見する、ってことですよね。あぁそうか、ソコだ。
モノに執着したければそれもヨシ、精神論で満たされるならモノは捨て去ればヨシ。いずれにしても当人が納得すればその人なりの生き様なのですね。

マダムM
2018年10月4日10:25

ヒコヒコさん、まるこさん、ねこってさん
おはようございます。
偉そうな事を言っても、「終活」は常に頭の隅っこに張り付いているのです。人生の先輩たちのライフスタイルに関して読んだり視たりして、単純に憧れてるんですよ(苦笑)要するに私自身の中に『芯』が無いんですね。そして、自分の都合のよい様に解釈して、物を溜め込んでいます(笑)

雪月花
雪月花
2018年10月5日9:08

おはようございます。

最後の一行にはっとさせられました。
まさにその通りです。
自身の終わりの時、家族を悩ませないように手はずを整えるのも
そういうことなのかな、と考えさせられました。

マダムM
2018年10月5日10:37

雪月花さん
おはようございます。
徐々に実行していかないといけないと思うのですが・・・取り敢えず人間関係からですかね(^^♪ 

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