今更ながら「グリーンブック」
2019年4月6日 映画 コメント (7)アカデミー賞作品賞を取った映画である。
「ボヘミアンラプソディー」の陰に隠れて割に地味だが、映画評論家はアカデミー賞に押していた。
気にはなっていたが、中々チャンスがなく行けなかったが、今日はお天気もいいし夫と池袋に観に行った。
天才黒人ピアニストと運転手が次第に心を開き、人種差別を超えて友情を育む。
良くある友情物語でなく、実際の話である。
黒人への差別だけでなく、白人ながらイタリア系として差別を受けているトニーも、実は黒人差別をしていた。しかし彼の妻は人種差別はしない。
1960年代のアメリカ南部では人種差別が厳然と行われており、芸術家としてのドクターは尊敬するが、ステージを降りたら単なる黒人扱い。
だが、ニューヨークに戻れば高級アパートの最上階の豪華な部屋に住む。その才能で上流階級の一流人と付き合うし、それに伴う教養も豊かである。
一方トニーは貧しいイタリア系として、ナイトクラブの用心棒まがいの仕事をしていた。教養も無い。
この二人が長い演奏旅行で理解を深め合っていくのだ。
前評判に違わない良い映画であった。
「ボヘミアンラプソディー」の陰に隠れて割に地味だが、映画評論家はアカデミー賞に押していた。
気にはなっていたが、中々チャンスがなく行けなかったが、今日はお天気もいいし夫と池袋に観に行った。
天才黒人ピアニストと運転手が次第に心を開き、人種差別を超えて友情を育む。
良くある友情物語でなく、実際の話である。
黒人への差別だけでなく、白人ながらイタリア系として差別を受けているトニーも、実は黒人差別をしていた。しかし彼の妻は人種差別はしない。
1960年代のアメリカ南部では人種差別が厳然と行われており、芸術家としてのドクターは尊敬するが、ステージを降りたら単なる黒人扱い。
だが、ニューヨークに戻れば高級アパートの最上階の豪華な部屋に住む。その才能で上流階級の一流人と付き合うし、それに伴う教養も豊かである。
一方トニーは貧しいイタリア系として、ナイトクラブの用心棒まがいの仕事をしていた。教養も無い。
この二人が長い演奏旅行で理解を深め合っていくのだ。
前評判に違わない良い映画であった。
コメント
実は、見に行く予定を、チケットを買う窓口で、急遽変更。
絶対、泣くから、お化粧が…と、躊躇しちゃったのです。
観とけばよかったな…。
日本では「よそ者」としての差別ですね。私が焼津に住んでいた頃、閉鎖的で、母など結構色眼鏡で見られていたようです。部落問題など、根深い差別は残っていますよね。決してアメリカの人種差別を非難は出来ないと思います。
アミさん
泣く内容ではありませんよ。
ラストなど思わずニヤリとしました(^O^)
差別って、結局、自分を認めて欲しいの
裏返しなのかもしれませんね。
第一期分譲で、住み始めたご年配の方々にとって、後から入った人に対して、「昔ね、」と
話されていましたっけ、町内の理事会で。
でも、今は、どんどん住民が入れ替わり、
むしろ、後からの住民が増えました。
自治会も住民あっての自治会。
みんな、地球人だ❗と言いたいです。
映画はお薦めです、主人公の黒人ピアニストが人種を超えた凄い人だから(^^♪
カルチャースクールなども同じで、グループなど出来ていようものなら・・・
勝手に作った自分たちの世界に、毛色の違う(と思う)人たちを拒否することですね。
人種差別をテーマに据えた映画は、過去にも沢山ありましたね。
リチャード・アッテンポローが監督した「遠い夜明け」は今も心に残る名作でした。それから「ドライビング・Miss・デイジー」も黒人やユダヤ人への偏見がテーマになっていた秀作でした。
古いところではシドニー・ポワチエの「夜の大捜査線」も良かったなあと。
考えてみると、アメリカにはこのように人種差別を扱った映画が多く存在するのは、それだけ人々の間に偏見が巣食っているということなのでしょうね。
是非ご覧になって下さい。今までのものと違って、黒人のピアニストが凄い人なんですよ。才能もお金もあるし。差別する方が惨めに感じました。「ドリーム」というNASAでコンピューターが導入されるまで計算を専門にしていた黒人女性たちが、その才能で差別を撤廃していくのと似ています。現在でも人種差別(日本人、インド人とか)はあるそうですが、その人の能力が認められると差別はなくなるとか。
後味が良い映画でしたので是非に!