先程、ネットニュースを見て驚いた。

志ん朝さんが亡くなってからは、小三治さんの独演会に通った。

今年6月の会が私が生で落語を聴いた最後である。一門の会で一席だけであった。

ご自宅が同じ区だったので、お子さんが小学校に通っている頃、運動会などカメラ片手に応援されていた(同じ学校)喫茶店で寛がれている姿も、外から見えた。

勝手に近親感を覚えて、余計に好きな落語家さんであった。

落語と言えば、笑い話と思われがちだが、小三治さんの「鰍沢」「死神」等は
一種の凄みがあり、ほとんど笑う場面は無い。

また、「茶の湯」「あくび指南」「青菜」などのゆったりした、あるいは与太郎が活躍する「厄払い」「錦袈裟」など独特の面白さがあった。

ただ色っぽいのは志ん朝さんの方が良かった。

志ん朝さんが亡くなった後、朝日名人会の独演会として思い出話をしてくれた。
海外に一緒に行った時のことや、修行時代のことなど・・・

  心よりご冥福をお祈りいたします。

コメント

まるこ
2021年10月10日18:51

びっくりしましたね…。
81歳だったとか…惜しい方を亡くしましたね。
人間国宝なんてそう簡単になれないですものね。
謹んでお悔やみ申し上げます。

マダムM
2021年10月10日23:12

まるこさん
晩年は満身創痍、というか大病を抱えての高座だったのです。ゆっくりお休み下さいと言いたいです。
寂しいことです。

お気に入り日記の更新

日記内を検索